この記事の要点

  • Robinhood MarketsがCboe Global Marketsの決算連動型イベントコントラクトを提供する初の個人向け証券会社となる。
  • 規制当局の承認を前提として、新デリバティブ商品は10月中の開始が見込まれている。
  • CboeとRobinhoodの両社は、本年末までKPIイベントコントラクトの手数料を無料とする方針である。

概要

ヒューストンで開催された第3回年次HOODサミットにおいて、Robinhood Markets(NASDAQ: HOOD)がCboe Global Markets(BATS: CBOE)のイベントコントラクトを提供する初の個人向け証券会社となることが発表された。規制当局の承認を前提として、新しいデリバティブ商品は10月中の開始が見込まれており、第3四半期決算シーズンの開始時期に間に合う公算が大きい。

Cboeが7月に発表したバイナリーデリバティブは、23の上場企業が持つ100の主要業績評価指標(KPI)に連動する。対象企業にはApple、Coinbase Global、SpaceX、Tesla、Robinhood自身などが含まれる予定である。このKPIバイナリーオプションは、証券取引委員会(SEC)の規制を受ける証券取引所で取引される商品として、従来の予測市場とは一線を画す枠組みを提供する。

予測市場はRobinhoodの歴史において最も急成長している事業分野であり、これまではスポーツイベントコントラクトがその成長を牽引してきた。しかし、今回のCboeとの提携により、個別のデータポイントを巡る取引を通じて、金融市場での取引を求める顧客層の取り込みを図る。両社は本年末までKPIイベントコントラクトの手数料を無料とする方針である。

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