予測市場は、「◯◯が起きたら1ドル、起きなければ0ドル」で清算されるイベント契約を売買する市場です。契約価格がそのまま市場参加者の確率予測(例: 62セント=62%)になるのが特徴で、ブックメーカーが提示するオッズと異なり、参加者同士が取引所形式で売買します。米国のKalshiはCFTC(商品先物取引委員会)規制下の指定契約市場、Polymarketは暗号資産ベースの分散型プラットフォームが代表格です。

2024年の米大統領選で存在感を示して以降、スポーツの試合結果を対象にしたイベント契約へ急速に拡大し、「これは金融商品か、スポーツベッティングか」を巡って州のゲーミング規制当局・部族カジノとの法廷闘争が続いています。連邦規制(CFTC)が州の賭博規制に優越するのかという論点は、米国ギャンブル産業の構造を揺るがすテーマとして当サイトでも継続的に報じています。