この記事の要点

  • ラスベガス・ストリップのカジノ収益は、バカラの好調により微増にとどまった。
  • 観光客数は前年同月比4.3%減となり、ホテル稼働率も低下した。
  • MGM ResortsのCEOは、ラスベガスの価格競争力を強調している。

概要

ネバダ州ゲーミング管理委員会(NGCB)が発表した2026年8月度の報告書によると、ラスベガス・ストリップの総ゲーミング収益(GGR)は6億8410万ドルで、前年同月比0.7%増となった。ブラックジャックやルーレット、スポーツベッティングなどの主要種目が大幅な減収となった一方、バカラの収益が34%増の1億5500万ドルを記録し、全体の落ち込みをほぼ相殺した。

観光需要の低迷も顕著であり、ラスベガス観光局(LVCVA)が報告した8月の訪問者数は前年比4.3%減の303万人強となった。ハリー・リード国際空港の利用客数も前年比9%減となっている。これに伴い、ホテルの客室稼働率は74.1%に低下し、カジノ各社は需要確保のために平均客室単価を7.4%引き下げた。

MGM ResortsのCEOであるビル・ホーンバックル氏は、Global Gaming Expo(G2E)において、ラスベガスの宿泊料金はニューヨークやロサンゼルスと比較して依然として低い水準にあり、高い価値を提供していると述べた。

日本の読者にとって

ラスベガスでは観光需要の減退により宿泊料金の引き下げが行われているが、日本国内で計画されている大阪IRでは、MGM大阪株式会社などの事業者が運営に関わる。日本のIRでは、入場料として1回6,000円が設定されるなど、海外の観光地とは異なる制度の下で運営される。

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