この記事の要点

  • 世界最大の居住用ヨットUlyssiaが中国で建造される。
  • 船体は上海のCMCSが担当し、内装は欧州企業が担う。
  • 富裕層向け住居を販売し、厳格な審査で居住者を限定する。

概要

世界最大の居住用ヨットとなるUlyssia(ユリシア)が、中国のチャイナ・マーチャンツ・クルーズ・シップビルディング(CMCS)で建造される。全長323メートルの船体で、建造費は20億ユーロ超と報じられている。2026年11月12日に最終契約を締結し、2031年の引き渡し後にモナコから処女航海に出る計画だ。

建造地をドイツから上海に変更した理由は、船体全体を収容でき、空調管理が可能な世界最大級の施設を備えているためである。CMCSが船体を建造し、フィンランドのDeltamarin(デルタマリン)が支援する一方、内装はイタリアのFM Architettura(FMアルキテットゥーラ)や欧州の専門業者が担当し、中国の規模と欧州の職人技を融合させる。

船内には122〜130戸の住居が設けられ、価格は1,000万ユーロから1億ユーロに及ぶ。購入希望者は詳細な背景調査と面接による審査が行われ、特定の国籍がコミュニティの30%を超えないよう管理される。単なる不動産販売ではなく、排他的なコミュニティの構築を目的としている。

背景(当サイトのデータ)

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