この記事の要点
- 米国雇用機会均等委員会がCirca Resort & Casinoを提訴した。
- 宗教上の理由でヘッドスカーフを着用した従業員を解雇したためだ。
- 連邦法に基づき、未払い賃金などの金銭的救済を求めている。
概要
米国雇用機会均等委員会(EEOC)は、ラスベガスのCirca Resort & Casino(サーカ・リゾート&カジノ)が、メシアニック・ユダヤ教を信仰する従業員に対し宗教差別を行ったとして、ネバダ州連邦地方裁判所に訴訟を提起した。
訴状によると、同カジノのマネージャーが勤務中のケージ・キャッシャーに対し、宗教的なヘッドスカーフの着用を禁じた。指示に従わなかった従業員は無給で帰宅させられ、その後、人事マネージャーが自身の個人的なユダヤ教観と合致しないことを理由に、聖職者からの証明書を要求した。正式なシナゴーグに所属していないため証明書を提出できなかった従業員は、2024年7月に解雇された。
EEOCは、この措置が1964年公民権法第7編に違反したと主張している。同法は、宗教に基づく雇用差別を禁じ、合理的な宗教的配慮を義務付けている。EEOCは、元従業員への未払い賃金や補償的損害賠償などの金銭的救済に加え、同カジノのポリシー更新と差別防止策の策定を求めている。
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