この記事の要点

  • ルーラ大統領がオンライン賭博サイトの運営を即時禁止した。
  • 10月6日に全ライセンスサイトを遮断し、残高を返金させる。
  • 運営や宣伝を行う者に禁錮刑を科す緊急法案を提出する方針だ。

概要

ブラジルのルーラ大統領は、国内におけるオンライン賭博サイトの運営を即時禁止する暫定措置を発令した。オンライン賭博の規制導入から2年足らずでの決定となる。10月6日にすべてのライセンス取得済みサイトが遮断されるため、利用者は10月5日までに残高の出金を申請する必要がある。期限までに申請がない場合も、事業者は10月9日から14日の間に登録口座へ返金しなければならない。

ダリオ・ドゥリガン財務副大臣は、家計の債務超過を防ぐための規制措置が効果を上げず、深刻なギャンブル依存症の事例が相次いでいることが全面禁止の理由であると説明した。また、ルーラ大統領はオンライン賭博が家計を破綻させている点や、スポーツチームが賭博プラットフォームのスポンサー収入に過度に依存している現状を批判した。

政府はさらに、スポーツ賭博の運営や宣伝を行う者に4年から6年の禁錮刑と罰金を科す緊急法案を国民議会に提出する。これに対し、全国ゲーム・宝くじ協会(ANJL)などの業界団体は、税収の喪失や雇用の消滅、違法市場への流出を警告し、司法を通じて措置を覆す方針を示している。

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