第84回モナコGPは2027年6月4日から6日にかけて開催される。全24戦の選手権カレンダーにおいて、過去最多となる10回のスプリント開催週末の一つに組み込まれることとなった。
FIA世界モータースポーツ評議会によって承認され、水曜日に発表されたこのカレンダーは、スプリント形式の大きな拡大を示す。2026年の6イベントから、翌シーズンには10イベントへと増加する見通しだ。
バーレーン、オーストラリア、日本、モナコ、アブダビで初めてスプリントが実施される。また、カナダ、イギリス、イタリア、ブラジル、カタールでも同形式が復活する運びとなった。
モナコの市街地で2度の予選を実施
スプリント開催週末では、従来のフリー走行プログラムの一部が、追加の予選セッションと短距離レースに置き換えられる。
現行の形式では、金曜日にフリー走行1回とスプリント予選が行われる。土曜日にスプリントと日曜のグランプリに向けた予選が実施され、日曜に決勝レースが開催される仕組みである。
モナコにおいては、公国の狭い市街地で2度の予選が行われることを意味する。スタート順位が結果を左右するこのサーキットにおいて、極めて重要な変更といえる。
FIAは、モナコでドライバーが2度の予選に挑む展望を強調した。公国の市街地コースにおける「技術と精度」に、さらなる注目が集まる形式となる。
モナコは追い越しが困難なコースであるため、この決定は大きな関心を集める公算が大きい。短距離のスプリントによって競争の激しいセッションが増える一方、コース上の位置取りが異例の重要性を持つこの地では、予選とレース戦略が引き続き鍵を握る見通しだ。
2027年のスプリントプログラムが過去最多に
F1は2021年にスプリント形式を導入し、当初はシーズン中に3回開催していた。その数は2023年から6回に増加し、2027年には初めて10回にまで拡大される。
F1の社長兼CEOであるステファノ・ドメニカリ氏は、プログラムの拡大により、ファンはシーズンを通じてより多くの競争的なアクションを楽しめると語った。
2027年選手権は3月12日から14日のバーレーンで開幕し、12月10日から12日のアブダビで閉幕する。ポルトガルとトルコがカレンダーに復帰し、シーズンは再び5大陸を巡る全24戦で構成される。
モナコは選手権の第8戦となり、カナダGPの直後、ポルトガルへの復帰戦の直前に位置する。
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