この記事の要点
- 英大手法律事務所の弁護士が業界団体に対しロビー活動での連携強化を求めた。
- 英国のギャンブルセクターは増税や規制強化の逆風に直面している。
- 専門家は過度な破滅論を牽制しつつ正確なデータに基づく議論の必要性を説いた。
概要
英国のギャンブルライセンス専門大手法律事務所であるポップルストン・アレンのリチャード・ブラッドリー弁護士が、賭博業評議会(BGC)、バクタ、ビンゴ協会などの業界団体に対し、ロビー活動や広報での連携を強めるよう助言した。英国のギャンブルセクターは、一般賭博税(GBD)の引き上げやリモートゲーミング税(RGD)の40%への引き上げなど、相次ぐ増税の瀬戸際に立たされている。さらに、政権によるゲーム機賭博税(MGD)の引き上げ検討や街頭の賭け屋の削減意向など、厳しい逆風が吹いている。
BGCなどの団体はこれまで、賭け屋をコミュニティの拠点として強調しブラックマーケットの数字を盾に防衛を試みてきたが、ブラッドリー弁護士は、センセーショナルな数字の多用によって広い文脈での議論が埋もれてしまうと指摘する。業界が直面している最強の論拠はすべての店舗の即座の危機ではなく、コスト増が特に中小企業の事業環境をいかに困難にするかという点にあると主張した。また、個別の措置を孤立して検証するのではなく、政策変更が与える累積的な影響を示すために業界団体や個別事業者が協力する余地があるとの見解を示した。
一方で、ベットフレッドの創業者であるフレッド・ドンが賭け屋の絶滅を予測するなど悲観論も広がる中、ブラッドリー弁護士は破滅論については慎重な姿勢を示し、小売店舗の多くが撤退ではなく適応策を模索するだろうと述べた。規制の明確化が求められる中、政策課題に対して正確なデータに基づいた統合的なアプローチをとることが重要であると強調している。
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