ホールド率は、一定期間に賭けられた総額(ハンドル)に対して、事業者が実際に確保した粗利の割合です。ゲームのルールから計算されるハウスエッジが理論値であるのに対し、ホールド率は結果としての実績値であり、大口顧客の勝敗ひとつで四半期の数字が動きます。

決算の増減がホールド率によるものか事業の実力によるものかは、業界ニュースで最も頻繁に論点になります。「ホールド率の上振れによる増益」と説明された四半期は、翌期に反動が出る可能性を含みます。マカオのVIP事業のように1件あたりの金額が大きい市場ほど、この振れは大きくなります。