EBITDAは、営業利益に減価償却費を戻した利益指標で、支払利息・税金・減価償却・のれん償却の影響を除いた「本業の稼ぐ力」を示します。カジノ・IR業界で多用されるのは、巨額の建設費を長期で償却する事業のため、会計上の減価償却や資金調達の違いが最終利益を大きく歪めるからです。
決算報道では「調整後EBITDA」がよく使われ、開業前費用や一時的な訴訟費用などを除外した数値が示されます。何を調整項目としたかは会社の裁量が入るため、前年同期比を読む際は、事業の伸びによるものか、ホールド率のような期ごとに振れる要素によるものか、注記まで確認する必要があります。