ベーシックストラテジーは、ブラックジャックで「自分の手札の合計」と「ディーラーの見えているカード(アップカード)」の全組み合わせについて、期待値が最も高い行動(ヒット/スタンド/ダブルダウン/スプリット/サレンダー)を計算し尽くした戦略表です。1950年代に数学者グループが計算機で導出したのが起源で、現在はルール構成ごとに最適化された表が知られています。

ブラックジャックのハウスエッジとして語られる0.5%前後という数字は、多くの場合この表どおりに行動したと仮定した理論値です。表どおりに行動してもハウスエッジはゼロにはならず、長期的にカジノ側が優位であることに変わりはありません。配当、デッキ数、ダブルダウンやスプリットの条件といったルール構成が変わると表とハウスエッジも変わるため、テーブルのルール変更はハウスエッジの変化として業界で報じられます。