この記事の要点
- 新型のカテゴリーBマシンに責任あるゲーミング設計を義務付ける。
- リアルタイムの収支表示や、ターボスピンなどの機能を禁止する。
- セッションの定義を変更し、休憩時間のルールを段階的に導入する。
概要
英国賭博委員会(UK Gambling Commission)は、ランドベースのゲーミングマシンに関するコンプライアンス枠組みを改定し、2027年6月30日から施行する。この新基準はカテゴリーB1のカジノマシンやB2の固定オッズ賭博端末などに適用されるが、事業者のコスト負担を考慮し、既存のマシンは対象外となる。
新型マシンには、プレイ時間やリアルタイムの収支状況を表示する機能や、賭博管理ツールへのアクセス改善が義務付けられる。また、獲得賞金が賭け金を上回る場合のみ祝福演出を表示させるほか、ターボスピンやクイックスピン、スラムストップ機能は禁止される。
あわせて「セッション」の定義を実際のプレイ時間のみに限定し、デフォルトの時間制限による休憩時間を段階的に設定する。スタッフへのアラート通知は2回目の制限到達後にのみ送信される。これらの変更は2027年3月から3段階に分けて導入される予定だ。
背景(当サイトのデータ)
- 🇬🇧 イギリスの規制: ランドカジノ「合法・規制済み」、 スポーツベッティング「合法・規制済み」、 オンラインカジノ「合法・規制済み」 (規制当局: UKGC(英国賭博委員会)) 2026年8月23日に編集部が確認 変更履歴: 2026年9月9日 イギリス財務相が10月の予算案に向けスロットマシンへの課税強化を検討中 変更履歴: 2025年11月26日 秋季予算でリモートゲーミング税(RGD)の引き上げが発表され、オンライン事業者の税負担が増加へ。
- 関連トピック: 英国のギャンブル規制
- これまでの関連記事: 2026年9月24日 BGC、英国のギャンブル広告禁止は消費者保護を弱める可能性があると警告 2026年9月23日 元英国ギャンブル委員会幹部のティム・ミラー氏が違法賭博対策のコンサルティング会社を設立 2026年9月18日 Entain、英国政府に無認可スポンサーの禁止を要請
日本の読者にとって
英国賭博委員会が導入するリアルタイムの収支表示や、演出の制限といった具体的な技術基準は、日本のIRにおける責任あるゲーミングの設計において一つの事例となる。
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