日本の読者にとって

Kalshiとポリマーケットが米国でNFLの試合を対象にした契約を6日間で10億ドル超も扱ったのに対し、日本でスポーツの結果への賭けとして公に認められているのは、スポーツ振興投票法に基づくスポーツくじだけである。米国の予測市場が民間の取引所として広がる一方、日本のスポーツくじは日本スポーツ振興センターが運営し、対象もサッカーとバスケットボールに限られる。

概要

米国の予測市場で、NFL第1週の最初の6日間の取引額が、Kalshiとポリマーケットの2社だけで10億ドルを超えた。前者のNFL取引高は9億8340万ドルで、大差の首位だった。バンク・オブ・アメリカによると、予測市場全体の週間取引高は前週比16%増の159億ドルで、過去最高を記録した。

ただし首位の取り分は減っている。9月13日までの1週間の市場シェアは82%で、前週の86%から下がった。それでも次点のポリマーケットとは9倍の差がある。日曜日の取引高は、それまでの1日あたりの水準を3400万ドル上回るにとどまった。総額が過去最高でも、伸びの中身は一様ではない。

バンク・オブ・アメリカのアナリスト、ショーン・ケリー氏は、首位の会社がカレッジスポーツに偏っている可能性を挙げた。もう一つの要因に挙げたのがRobinhoodである。同社はNFLシーズンの直前に別の予測市場事業者の少数株式を取得し、NFLの契約をその事業者のプラットフォームに回し始める契約を結んでいた。客の入り口を持つ会社が動けば、取引の行き先も動くということになる。

ポリマーケットはアプリのダウンロード数で76万2000件を記録し、この分類で首位に立った。同社の声明によると、分類全体のダウンロード数の25%にあたる。取引高では上位2社で週に150億ドルを超え、ほかに4社が3億ドル以上を記録した。

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