この記事の要点

  • ユタ州連邦地裁が、Kalshiの主張を退け州の賭博法執行を認めた。
  • 連邦商品法が州の賭博規制に優先しないとする全米初の最終判決となる。
  • Kalshiは判決を不服として、第10巡回区控訴裁判所に控訴する方針だ。

概要

ユタ州の連邦地方裁判所は、予測市場運営者のKalshi(カルシ)に対し、ユタ州の反賭博法を執行することを認める略式判決を下した。ロバート・J・シェルビー判事は、連邦商品法(CEA)が州の賭博規制に優先するというKalshiの主張を退けた。これにより、同州がKalshiのスポーツイベント契約に対して州法を適用することが認められた。

判決では、州が歴史的に賭博を規制してきた事実が強調された。シェルビー判事は、CEAの枠組みにおいて州の規制を排除する意図は認められず、連邦法が州の権限を無効化するものではないと結論付けた。また、CFTC(米商品先物取引委員会)のルールを遵守しながら州法に従うことは可能であるとし、Kalshi側の反論も棄却した。

今回の決定は、予測市場を巡る州レベルの訴訟において、実体判断を下した全米初の最終判決となる。Kalshiは控訴する方針であり、これにより全13の連邦巡回区のうち7つで予測市場に関する控訴審が行われることになる。

背景(当サイトのデータ)

日本の読者にとって

米国ではKalshiのような予測市場運営者と州規制当局の間で権限争いが起きているが、日本国内ではスポーツベッティングは合法化されていない。

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