この記事の要点
- KalshiのCEOは、予測市場が既存のギャンブル業界を脅かしていることが法的紛争の原因だと述べた。
- ニューヨーク州は、同社のイベント契約が州法で禁止されている違法賭博に該当するとして提訴した。
- CFTCは、ニューヨーク州の法的措置が予測市場を全国的に閉鎖させようとするものだと批判している。
概要
予測市場運営会社のKalshiのCEO兼共同創設者であるタレック・マンスール氏は、同社が米国の複数の州から訴訟や規制上の措置を受けていることについて、既存業界の構造改革に伴う典型的な結果であると述べた。マンスール氏は、急成長する予測市場が消費者に受け入れられる一方で、既存の巨大業界が訴訟や規制を通じて反撃している現状を指摘した。
ニューヨーク州は先週、Kalshiのイベント契約が州法における違法賭博に該当するとして提訴した。レティシア・ジェームズ司法長官は、予測市場は名目を問わず賭博プラットフォームであり、違法運営によって市民に害を及ぼしていると主張している。
これに対しKalshiは、自社の市場は州の規制ではなく、連邦法に基づきCFTC(米商品先物取引委員会)の規制下にあるとの立場をとっている。CFTCのマイケル・セリグ長官は、ニューヨーク州の動きを予測市場の全国的な閉鎖を強行しようとする前例のない措置であると批判し、管轄権を守るために提訴したと表明した。
背景(当サイトのデータ)
- 🇺🇸 ニューヨーク州の規制: ランドカジノ「合法・規制済み」、 スポーツベッティング「合法・規制済み」、 オンラインカジノ「違法・禁止」 2026年8月23日に編集部が確認 変更履歴: 2026年9月10日 VGWが違法なオンラインギャンブル運営を巡りニューヨーク州と800万ドルで和解へ
- 関連トピック: Kalshi、 予測市場・イベント契約、 CFTC(米商品先物取引委員会)
- これまでの関連記事: 2026年8月3日 ニューヨーク・メッツがNovigとMLB初の予測市場パートナー契約を締結 2026年8月3日 Kalshiの新商品ペニー・パーレイにアメリカで最悪の批判 2026年8月3日 ジョージ・サントス氏、Kalshiの予測市場操作でCFTCから3万5,000ドルの罰金処分へ
日本の読者にとって
米国では予測市場の規制を巡り連邦当局と州当局が対立しているが、日本ではスポーツベッティングは合法化されていない。
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