ボイド・ゲーミング(NYSE: BYD)がバリーズ(NYSE: BALY)と提携したり、ラスベガス・ストリップで同社の救済に乗り出したりする可能性は低いとみるべきである。
バイタル・ベガスによる投稿およびカジノ・ドット・オーグの報道では、かつてトロピカーナが建っていたストリップの敷地開発において、バリーズに代わる候補としてボイドの名が挙がった。これに対し、あるアナリストは「何事も可能性はゼロではない」としつつも、ボイドが関与する公算は小さいとの見方を示した。
カジノ・ドット・オーグが以前報じた通り、バリーズとボイドの双方はこの憶測についてコメントを控えている。
明らかな事実
バリーズとボイドを巡る噂にはいくつかの確かな側面が存在する。とりわけ、バリーズの投資家たちが同社の財務状況や、ニューヨーク州ブロンクスで計画中の40億ドル(約6,369億4,000万円)規模の統合型リゾート(IR)を完成させるための資金調達能力に懸念を抱いている点は無視できない。
これに関連し、バリーズが最近提出した規制当局への報告書において、事業継続能力に「重大な疑義」があると言及したことが、資産売却の憶測を呼ぶ結果となった。その関心の多くは、ラスベガスの資産に向けられている。
一方のボイドについては、サンコーストの運営会社として強固な財務基盤を築いており、買収に対して前向きな姿勢であることは明白だ。ただし、同社が買収を渇望しているわけではない。
ボイドがストリップでのバリーズとの協業や、旧トロピカーナ跡地の運営権買収に消極的である要因として、投資コミュニティにおける共通認識が挙げられる。それは、ボイドが買収に動く場合、不動産を含まない資産を取得する可能性は低いという見方である。バリーズがカジノホテルの建設を目指すストリップの敷地は、ゲーミングとレジャー・プロパティーズ(NASDAQ: GLPI)が所有している。
カッツ氏は「市場からの緩やかな圧力は我々の見解と一致しており、ボイドのような有力企業にとって、このプロジェクトの実現可能性は低いと判断している」と付け加えた。
バリーズとボイドの過去の関わり
大手地域カジノ運営会社である両社は、複数の州で競合関係にあり、互いの動向を熟知している。
加えて、両社は過去に取引実績もある。今年初め、ボイドはルイジアナ州シュリーブポートにあるサムズ・タウン・ホテル&カジノをバリーズへ売却した。
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