IR(Integrated Resort/統合型リゾート)は、カジノを収益エンジンとしつつ、ホテル、国際会議場・展示場(MICE)、劇場、レストラン、ショッピングモールなどを一体開発した複合施設です。カジノ単体ではなく「観光インフラ」として位置付けることで社会的受容性を高めるモデルで、2010年開業のマリーナベイ・サンズ(シンガポール)が世界的な成功例とされます。
日本では2018年のIR整備法により、全国最大3カ所でのIR設置が可能になりました。現在は大阪・夢洲の計画(MGMリゾーツ・オリックス連合)だけが区域認定を受けており、2030年ごろの開業を目指して建設が進んでいます。入場回数制限(日本人は週3回・月10回)や入場料6,000円など、世界でも特に厳格な依存症対策が組み込まれているのが日本型IRの特徴です。