消費者向けブランドのGambling.comは比較・評価サイトとして存続する
Gambling.com Group LimitedがGrandstand Limitedへ社名を変更した。成果報酬型の広告事業にとどまらず、スポーツ、賭博、データ、技術サービスへ事業が広がったことを反映した動きだという。
同社の普通株は7月23日から、ナスダック・グローバル・マーケットで銘柄コードGRSDとして取引されている。従来のGAMBに代わるものである。
社名変更は、2021年7月の新規株式公開から5年を経てのことである。この間、同社は買収を通じて事業を多角化し、データ、技術、コンテンツ、読者向けの各サービスを広げてきた。
Grandstandの最高経営責任者(CEO)兼共同創業者を務めるケビン・マクリスル氏は次のように述べた。
Grandstandという名は、スポーツ、賭博、娯楽の各分野で、消費者と提携先が十分な情報のもとで判断を下せるよう支える知見の層としての、我々の立ち位置を捉えている。ラインナップにある幅広い製品とサービスを1つにまとめつつ、今作っているものと長期の道筋のための余地も生む名前である。
同社によれば、新しい社名は消費者向けブランドのGambling.comと会社を区別するものであり、同ブランドは引き続き賭博の比較・評価サイトとして運営される。
4つの事業区分
消費者向けにはOddsJam、RotoWire、Gambling.com、Casinos.com、WhichBingoといったブランドを持ち、スポーツベッティング、カジノ、ファンタジースポーツ、旅行に関する情報を提供している。
提携先向けの事業は4つの区分に整理されている。スポーツデータ事業はOpticOddsとRotoWireを通じて運営され、スポーツブック、トレーディングデスク、マーケットメイカー、ファンタジースポーツのプラットフォーム、スポーツメディアに対し、リアルタイムのオッズ、ライン変動、負傷情報、スポーツコンテンツを提供する。
広告部門はカジノとスポーツブックの事業者向けにマーケティングと広告技術のサービスを提供する。読者収益化の事業は、メディア企業、モバイルアプリ、オンラインの集まり、コンテンツ制作者がGrandstand Partnersを通じて収益を得るための技術と商業サービスを担う。
さらにSpotlight.Vegasを通じ、ラスベガスのカジノ、ホテル、娯楽施設向けにチケット販売と体験のサービスを手がける娯楽・チケット事業も運営している。
同社は、今回の社名変更がナスダックへの上場に影響しないとし、既存株主に手続きは不要だとしている。
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