MarketBeatは8月30日、直近のドル建て取引高がカジノ業種で最も大きい7銘柄を紹介した。
DraftKings、Rush Street Interactive、PENN Entertainmentほか計7つのゲーミング関連銘柄が、8月30日にMarketBeatのまとめで取り上げられた。いずれも同業種で直近のドル建て取引高が最も大きい銘柄だという。
このリストがギャンブル業界の投資家にとって意味を持つのは、オンライン賭博事業者と従来型のカジノ・リゾート企業の双方から、取引が活発な銘柄を集めているためだ。MarketBeatは、カジノ株が個人消費、景気循環、規制、観光、ギャンブル行動の変化などの影響を受けうると指摘した。
リストに並んだ7つのゲーミング銘柄
MarketBeatのまとめが挙げたのは、DraftKings、Red Rock Resorts、MGM Resorts International、Rush Street Interactive、PENN Entertainment、Super Group、Monarch Casino & Resortの7社だ。
このうち複数は、米国のオンラインスポーツベッティングやiゲーミングに直接関わっている。MarketBeatはDraftKingsを、オンラインスポーツベッティング、オンラインカジノ、デイリー・ファンタジー・スポーツ、メディア、実店舗スポーツブック、そしてスポーツブック・iゲーミング事業者向けのソフトウェアサービスを手がけるデジタル・スポーツ・エンターテインメント/ゲーミング企業と説明した。
Rush Street Interactiveは、米国・カナダ・メキシコ・ラテンアメリカで展開するオンラインカジノ/スポーツベッティング事業者と位置づけられた。PENN Entertainmentは、幅広いカジノ・スポーツコンテンツ事業と並行してオンラインスポーツベッティングとiCasino商品を提供する企業と説明された。Super GroupはBetwayやSpinなどのオンラインスポーツベッティング/ゲーミングブランドを運営する。
残りの銘柄は、実店舗(ランドベース)カジノへの依存度がより高い。Red Rock ResortsはStation Casinosを通じてカジノ・娯楽施設を運営し、MGM Resorts InternationalはStrip、地方、MGM Chinaの各セグメントを通じて米国内外でカジノ・ホテル・娯楽リゾートを展開する。Monarch Casino & Resortは、Reno(リノ)のAtlantisとコロラド州州のMonarch Black Hawkを運営している。
このまとめから投資家がなお分からないこと
MarketBeatは、カジノ業種で直近のドル建て取引高が最も大きいことを基準に銘柄を選んだとしているが、記事の抜粋では7社の抽出条件や取引高の数値、業績データは示されていない。
そのため、市場での取引動向以上の情報を投資家がこのリストから読み取れる範囲は限られる。まとめは、取引高を1日単位で測ったのか、より長い期間で測ったのかを明らかにしておらず、個別銘柄が取引高の基準以外でなぜ際立ったのかも説明していない。
それでも、このグループは8月末に注目を集めた上場ゲーミング銘柄のスナップショットとなる。特に、DraftKings、Rush Street Interactive、PENN、Super Groupといったオンラインギャンブル事業者と、MGM、Red Rock、Monarchなどの大手カジノ・リゾート企業との重なりを追う読者にとって参考になる。
DraftKingsに注目する読者にとっては、今回の選出は、同社が米国市場でオンライン賭博・カジノに関連する上場銘柄の中でも最も活発に注目される1社であり続けていることを裏づけている。
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