シンガポールのリゾート・ワールド・セントーサ(RWS)カジノ複合施設の運営事業体に対し規制上の注意喚起の書簡が発出される要因となった「所定の内部統制の未実施」は、RWSのチーム自身が検出した誤りに起因するものだった。

これは、シンガポールのギャンブル規制当局(GRA)がGGRAsiaに宛てた書面回答によるものだ。

2026年3月末で終了した会計年度中に発出されたリゾート・ワールド・アット・セントーサ社に対する注意喚起の書簡は、GRAのウェブサイトで開示されていた。リゾート・ワールド・セントーサの複合施設は、マレーシアのゲンティン・グループ傘下企業であるゲンティン・シンガポール社の完全子会社である。

GRAは、明確化を求めるGGRAsiaへの回答の中で次のように述べた。「RWSは、会員アカウントのステータス確認を支援するアプリケーションシステムの機能要件に従い、当該システムが処理するデータの完全性を検証できておらず、承認された内部統制が実施されていることの確保に失敗した」

規制当局はさらに、「これはRWS自身が検出した設定上の誤りに起因するものだった」と付け加えた。

規制当局はまた、注意喚起の書簡は、カジノ管理法に基づきGRAが発出する「懲戒処分の一形態」であると説明した。

カジノ事業者に対して講じ得る懲戒処分の選択肢としては、カジノライセンスの取り消しまたは停止、注意喚起の書簡の発出、カジノライセンス条件の変更、あるいは各懲戒事由に対する制裁金の賦課がある。