ブルガリアを拠点とするスロットマシンおよび電子テーブルゲームのサプライヤーであるEuro Games Technology(EGT)は、アラブ首長国連邦(UAE)においてゲーミング関連のベンダーライセンスを取得したことを、水曜日のプレスリリースで発表した。同社はフィリピンをはじめとする複数のアジア太平洋市場ですでに事業を展開している。

EGTによると、UAEの一般商業用ゲーミング規制当局(GCGRA)からのライセンス交付により、同国内の認可済みオペレーターに対して、実店舗向けゲーミング製品のポートフォリオを供給することが認められたという。

今回のライセンス取得は、EGTのグローバル展開戦略における新たな重要な進展を示すものであり、規制されたゲーミング市場全体における同社のプレゼンスを強化するものであるとEGTは説明している。

同社は発表の中で、世界100カ国以上で製品が導入されていることに言及した。5月には、マカオで開催されたカジノ業界の見本市およびカンファレンスであるGlobal Gaming Expo(G2E)Asiaに同ブランドが復帰した。

同社は、「UAEが商業用ゲーミングの枠組みを構築するにつれて、同地域は世界有数の国際的サプライヤーやオペレーターからの関心を高めており、コンプライアンス、誠実さ、および責任ある業界発展に向けて高い基準が設定されている」と述べている。

EGTの最高収益責任者(CRO)兼営業・マーケティング副社長であるナディア・ポポヴァ氏のコメントとして、「UAEは世界中で最も注目されている新興ゲーミング管轄区域の一つである」との言葉が引用された。

さらに同氏は、ライセンスの取得によって「長期的な潜在力が非常に高い市場への参当が可能となり、当社の技術、製造に関する専門知識、および顧客重視のアプローチが、将来の認可済みオペレーターパートナーに対して真の価値を提供できると確信している」と付け加えた。

これまでに、UAEを構成する首長国の一つであるラス・アル・ハイマのウィン・アル・マルジャン・アイランドが、UAE国内で唯一の実店舗型カジノリゾートとして認可を受けている。

ウィン・リゾーツ(ウィン・リゾーツLtd)が8月上旬の第2四半期決算説明会で述べたところによると、同施設は2027年9月の開業予定となった。マカオのカジノ運営権者であるウィン・マカオ(Wynn Macau Ltd)の親会社であるウィン・リゾーツは、地元パートナーと共にUAEでの計画を進めている。

同社が第2四半期決算説明会で発表したところでは、このプロジェクトの総予算は約57億米ドル(約9,090億9,000万円)に増加した。