本年、GamblingNewsはプロポーカープレーヤーがワールドシリーズ of Poker(WSOP)開催期間中に滞在していた賃貸物件へ戻った直後、強盗被害に遭ったと報じた。容疑者の男2人は被害者の身元を把握していたとみられ、粘着テープで拘束した上で賞金を奪い逃走している。現在、ラスベガス警察は犯人の捜索を継続しており、容疑者の画像を公開するに至った。
賞金の換金直後に発生したプロポーカープレーヤーへの強盗事件
被害に遭ったのはプロポーカープレーヤーのジャレッド・グライナー氏である。WSOP開催中、滞在先の賃貸住宅へ戻った同氏は、待ち伏せていた男2人に襲撃された。侵入者らはグライナー氏を組み伏せ、動けば殺すと脅迫した。その後、同氏は粘着テープで拘束され、背中に皿を置かれるという、動いた際に音が鳴るような細工を施されている。
その間、犯人らは室内を物色し、グライナー氏が獲得した賞金5万7500ドル(約891万円)を奪って逃走している。参考までに、グライナー氏は1万ドル(約155万円)のWSOPメインイベントを含む複数のトーナメントで賞金を獲得しており、メインイベント単体では3万2500ドル(約504万円)の賞金を得ていた。
犯人らが立ち去った後、グライナー氏は自力で拘束を解くことに成功した。同氏は直ちにSNSで被害状況を共有し、犯人らは自身の身元を十分に把握していたとの見方を示した。犯行は綿密に計画されており、WSOPの試合終了後にAirbnbの宿泊先へ先回りし、待ち伏せして強盗に及んだとの推測が語られている。
犯人らは玄関の暗証番号を知っていたとみられ、それにより賃貸物件へ侵入し、室内でグライナー氏を待ち伏せすることが可能となった。物件のオーナーによれば、6週間の貸出期間中に約10人が出入りしていたという。登録された3名以外の人物も含まれており、暗証番号が漏洩していた可能性が浮上している。
警察が犯人特定に向けた市民の協力を要請
その後、近隣住民の防犯カメラが、グライナー氏の帰宅直前に到着した犯人2人の姿を捉えていたことが判明した。現在、ラスベガス警察は犯人の画像を公開し、特定に向けた市民の協力を求めている。
グライナー氏が以前言及した通り、犯人は黒人の男2人とみられる。1人は背が高く、編み込みの髪型で左前腕に特徴的なタトゥーが入った。黒のTシャツに黒のショートパンツ、白の靴を着用していた。もう1人は小柄な男で、グレーのパーカーに赤のショートパンツ、黒の靴を身につけていた模様だ。
映像には、容疑者らがダークグレーのSUVで到着し、物件の角を曲がった場所に駐車する様子も記録されている。犯人らが物件に向かって歩き、約20分後に戻ってくる姿が確認された。
本稿執筆時点で、逮捕者は出ていない。警察は、2人の犯人に関する情報を持つ者に対し、名乗り出るよう強く呼びかけた。
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