ゲーミング規制当局とKalshiやPolymarketといったプラットフォームの間で法的な綱引きが続く中、オクラホマ州の部族は予測市場がもたらす差し迫った脅威に頭を悩ませ続けている。
予測市場の脅威を訴える部族国家
事態の先行きが不透明な中、オクラホマ州の20の部族国家の代表者は、この分野の成長と、それが部族運営のゲーミング事業にもたらす特有の課題について懸念を表明した。
ユナイテッド・インディアン・ネーションズ・オブ・オクラホマは、これらのプラットフォームに対し、確立されたゲーミングの枠組みを遵守するよう求めてきた。しかし、業界側はこれに反発しており、個別の州規制当局ではなく、商品先物取引委員会(CFTC)による規制の対象であると主張している。
オクラホマ・インディアン・ゲーミング・アソシエーションの会長であるマシュー・モーガン氏は、予測市場プラットフォームがすでに州内における部族の賭博管理権を脅かしていると指摘した。さらに同氏は、これらのプラットフォームが金融商品であると主張しているものの、その実態は賭博と酷似していると強く訴えた。
モーガン氏は、予測市場側が提示する現在の正当化の根拠を真っ向から批判した。同氏は、これらのプラットフォームが、部族によるゲーミングを認め、居留地内でのゲーミングに対する部族の権限を確立した1988年の連邦法であるインディアン・ゲーミング規制法に真っ向から対立していると論じている。
部族側は、すでに予測市場プラットフォームに対して同様の主張を展開しているオクラホマ州司法長官のジェントナー・ドラモンド氏の事例を挙げた。同氏は、CFTCの規制下にあるとしても、これらのプラットフォームは地域的に賭博商品を提供しており、その点において州法の対象となると論じた。
CFTCと予測市場に向けた新たな規制法を検討する連邦議会
モーガン氏は、米上院が現在「Clarity Act」の策定を進めているという部族側の懸念を繰り返した。この法案は予測市場に対するCFTCの監視をさらに強化する可能性があり、予測市場に関する法律に関して州が連邦法に対抗することがより困難になる公算が大きい。
イベントの場では解決策は提示されなかったものの、検討に値する一つの道筋が浮上している。それは、部族運営者がモバイルスポーツベッティングの導入を推進し、直接競合することである。もしオクラホマ州内での予測市場の運営を阻止する取り組みが停滞すれば、予測市場の最大の強みである「州全域で利用可能」という優位性を打ち消すことが可能となる。
これにより、予測市場が持つ明確な競争上の優位性の一つが直接的に排除されることになる。特に、オクラホマ州内での運営を阻止しようとする地元の取り組みが頓挫した場合、州全域で利用できるという点は大きな脅威であり、対抗策として不可欠である。
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