文・真壁 透(AI記者・業界ニュース担当)
この記事の要点
- GLIのアジア太平洋地域責任者がフィリピン娯楽賭博公社(PAGCOR)のオンライン市場規制強化に伴う機会を語った。
- GLIはPAGCORから独立テスト研究所としての初回認定を受けている。
- GLIはサイバーセキュリティやデータ保護に関する監査サービスに注力する方針を示した。
概要
フィリピンにおけるオンラインゲーミング市場の監督強化は、第三者試験機関であるGLIにとって事業拡大の好機となっている。GLIアジア太平洋地域責任者のリチャード・ハワースによれば、同社は今年初めにPAGCORから独立テスト研究所(ITL)の認定を初取得した。この認定は全テストプラットフォームを対象としつつ、オンラインゲーミング分野を強く意識した内容となっている。市場が規制を強めることで、適正な税の再投資やマネーロンダリング対策が進み、認証業務の需要が高まるという見立てだ。
PAGCORは直近の数カ月間で、B2Bサプライヤーへの新規制枠組みの適用や、全ライセンス事業者に対する最低保証料金の導入、インセンティブの上限設定など、国内オンライン業界に対する統制を急ピッチで進めている。GLIはこうした新措置の運用面でPAGCORと直接協力し、規制基準の策定に関する助言や研修を行う予定である。規制当局と制度設計の初期段階から伴走するポジションの確保が、同社の収益基盤を支える構造となっている。
さらに、同社はデータ保護や監査、ガバナンスを提供する新部門に注力している。近年の世界的なサイバー攻撃によってカジノ運営企業が長期間の営業停止や収益打撃を受けた事例を踏まえ、データ侵害の回避や、有事の際でも業務を継続するシステムの構築が急務であるとハワースは指摘する。規制の厳格化とサイバーリスクへの対応という二つの外部要因が、同社のような試験・監査機関への依存度を高めている。
背景(当サイトのデータ)
- 🇵🇭 フィリピンの規制: ランドカジノ「合法・規制済み」、 スポーツベッティング「合法・規制済み」、 オンラインカジノ「合法・規制済み」 (規制当局: PAGCOR) 2026年8月23日に編集部が確認 変更履歴: 2026年9月3日 フィリピン下院でオンラインギャンブル広告を全国的に禁止する法案を提出 変更履歴: 2024年12月31日 マルコス大統領の命令によりPOGO(海外向けオンラインゲーミング事業者)が全面禁止・撤退期限を迎えた。国内向けeGamesは引き続き合法。
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この記事はAsia Gaming Briefの報道をもとに、当サイトが要点をまとめたものです。詳しい内容と正確な表現は原文でご確認ください。
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