この記事の要点

  • オーストラリアのカジノ大手クラウン・リゾーツが、株主訴訟の和解金を巡り保険会社を提訴した。
  • クラウンはマネーロンダリングなどの不祥事に関する株主集団訴訟で7250万豪ドルの支払いに合意している。
  • 超過保険契約に基づき保険金の支払いを求めているが、保険会社側は支払いを拒否している。

概要

オーストラリアのカジノ大手であるクラウン・リゾーツは、マネーロンダリングおよびガバナンスに関する不祥事に伴う株主集団訴訟の和解金について、保険会社に支払いを求める訴訟をビクトリア州最高裁判所に起こした。クラウンは法的責任を認めない条件で、7250万豪ドルの和解金支払いに合意していた。

ビクトリア州最高裁判所が承認した和解案に基づき、クラウンは和解金を3回に分けて支払うことになっており、すでに一部を支払っているが、費用負担を巡り保険会社との間で争いが生じている。クラウンは超過保険契約に基づき保険金の支払いを求めているが、リバーストーン・インターナショナルを含む保険会社側が支払いを拒否していると主張している。

クラウンを巡っては、アジアのVIPジャンケット運営者との関係やマネーロンダリングの疑いなどを受け、長年にわたる規制当局の調査や改革が行われてきた。その後、米国のプライベート・エクイティ大手ブラックストーンによる買収を経て、同社は非上場企業となっている。

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