この記事の要点

  • 米国の商業および部族ゲーミング収益が過去最高水準に達した。
  • 業界団体や部族組織は、予測市場が州税収や独占権を脅かすと警告。
  • スポーツベッティング収益は、予測市場の影響で5月単月で減少。

概要

米国ゲーミング協会(AGA)と全米インディアン・ゲーミング委員会(NIGC)の報告書により、米国の商業および部族ゲーミング収益が過去最高水準に達したことが判明した。商業ゲーミングは5月に70億6000万ドル、2026年1月から5月までの累計収益が340億ドルに達し、前年同期比で6.4%増加した。部族ゲーミングも2025会計年度に462億ドルの収益を上げ、史上最高額を記録した。

一方で、AGAおよび部族組織は、予測市場の運営者が州のライセンスや税金支払いの義務を避けてスポーツベッティングを提供していると主張し、警鐘を鳴らしている。AGAは、予測市場により失われた州のゲーミング税収が12億1000万ドルを超えると試算し、連邦規制当局や議会に介入を求めている。また、部族組織はKalshiなどの運営者に対し、インディアン・ゲーミング規制法(IGRA)に基づく独占権に違反しているとして訴訟を提起した。

こうした懸念も、規制下の業界の拡大傾向は止まっていない。DraftKingsは、FIFAワールドカップでの賭け件数が2022年大会も大幅に増え、強い需要があることを示した。また、ペンシルベニア州では、iGamingとスポーツベッティングの収益が初めてカジノのテーブルゲームやスロットの収益を上回った。

背景(当サイトのデータ)

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