MGMチャイナの元社長兼最高執行責任者(COO)であるヒューバート・ワン氏が、サンズ・チャイナに転身し、同社のCOOに就任すると伝えられている。この役職において、ワン氏は同社のカジノおよびホスピタリティ事業を統括し、マーケティングと戦略についても責任を負う。
ワン氏、COO兼エグゼクティブ・コミッティ・メンバーとして入社
インサイド・アジアン・ゲーミングの報道によれば、サンズ・チャイナの社長兼最高経営責任者(CEO)であるグラント・チャム氏からの社内メモにより、ワン氏のCOO就任が確認された。同アジア専門ニュースメディアによれば、この発表ではワン氏がSCLエグゼクティブ・コミッティにも加わることが明らかにされたという。
COO兼委員会メンバーとして、ワン氏はサンズ・チャイナのカジノ・ホスピタリティ事業、国内外のマーケティング、ロイヤルティプログラム、そして事業の戦略分析を担当する。
インサイド・アジアン・ゲーミングの発表によれば、ワン氏は2026年6月1日付で就任する。同メディアはまた、ワン氏が2025年版「アジアン・ゲーミング・パワー50」で28位にランクインしたことも指摘している。
ワン氏、30年の経験をチームにもたらす
ワン氏は、統合型リゾート(IR)事業の運営で約30年の経験を持ち、マカオのギャンブル業界に精通した業界のベテランだ。前述の通り、同氏は以前MGMリゾーツ・インターナショナルのMGMチャイナ部門に勤務していたが、同社で約14年を過ごした後、2025年12月に退社した。
ワン氏は近年MGMチャイナで過ごしていたが、サンズ・チャイナにとって完全な新顔というわけではない。それ以前のキャリアでは、2007年のヴェネチアン・マカオの開業チームの一員であり、2010年にはシンガポールの象徴的なマリーナベイ・サンズの開業にも携わった。
ワン氏はマカオのゲーミング専門家として評されており、そのCOO就任はサンズ・チャイナの経営陣にとって貴重な戦力になると期待されている。チャムCEOは、この人事が、時代の先端を走り続けるための商品・サービス・人材への投資に対する同社の揺るぎない取り組みを反映していると強調している。
これに関連し、ラスベガス・サンズ・コーポレーションはテキサス州でのテクノロジー人材の採用を継続しており、同州でのロビー活動も続けた。テキサス州は長らく米国で最大級の未開拓市場の一つとされており、多くのカジノ企業がカジノ関連法制を主導する機会をうかがっている。
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