ASモナコ・バレーボールは、2026-2027シーズンに向けた女子チームの新たな強化プロジェクトを発表した。フランス国内のバレーボール界における最高峰を目指し、将来的にはタイトル争いに加わるという野心的な姿勢を示している。
スイスのバレーボールエージェンシーであるSidelineと共同で策定された本プロジェクトは、9月14日(月)にヨット・クラブ・ド・モナコでお披露目された。会場には選手やスタッフ、パートナー企業、そしてモナコの各機関の代表者が一堂に会した。
このプロジェクトは、女子チームを取り巻く構造に劇的な変化をもたらすものとなった。昨シーズンまで週2回だった練習は、今後は週10回へと大幅に増加する。クラブはアマチュア選手とプロ選手を融合させ、ハイパフォーマンスな環境の構築に乗り出している。
新ヘッドコーチに就任したフィリペ・ラセルダ氏は、チーム内のつながりの重要性を強調し、変化について次のように振り返った。「全員が一つに結びつくことこそが成功の秘訣になるはずだ。チーム作りにおいて最も困難な部分だが、我々は正しい道を歩んでいると確信している」と記者会見で語った。
ASモナコ・バレーボールが掲げる2030年までのビジョン
2030年を見据えたプロジェクトの全容が明らかとなり、国内外のタイトル獲得という長期目標が示された。その到達点に向け、クラブはフランスのバレーボール界のピラミッドを駆け上がり、最終的にプロレベルへの昇格を目指す方針である。
今回の提携は、コート外でのサポート体制強化にもつながっている。目標達成に不可欠なインフラ整備の一環として、ヒョンデが練習場への移動用車両を提供し、ピエール&バカンスが選手やコーチの宿泊施設を確保する運びとなった。
Sidelineにとって、モナコという土地そのものが投資を決断する重要な要因となった。欧州各地の機会を検討した結果、同社はモナコ公国に大きな可能性を見出している。国際的な知名度の高さが、最終的な決定打となったとみられる。
この新プロジェクトは、公国で数十年にわたって培われてきたバレーボールの歴史の上に成り立っている。1950年代に創設されたASモナコ・バレーボール&ビーチバレーボールは、現在500名以上の会員を抱え、37のチームが競技に参加するなど、全年代のカテゴリーを網羅した。
新たな陣容の形成
イベントでは2026-2027シーズンのチームメンバーも発表され、既存のアマチュア選手と新たに加入したプロ選手が紹介された。この融合は、クラブの当面の競技目標を達成しつつ、強固な基盤を築くための鍵を握る。
カミーユ・ミストラル氏は、シーズン開幕を前にすでに変化を実感している。「週2、3回だった練習が、1日2回の練習へと変わった。コーチやスタッフ、選手を含め、全員が真剣に取り組んでいる姿勢が伝わってくる」と語った。
ラウラ・デ・ズワルト氏も、ASモナコへの加入を決めた理由を次のように説明する。「このプロジェクトには深い思慮が込められた。ここでの挑戦が自分にとって良いステップになると確信したし、チームとして素晴らしいシーズンを送り、モナコのために全力を尽くすつもりだ」
新体制が整った今、来たるシーズンはより大きなプロジェクトの幕開けを意味する。ASモナコ・バレーボールは、女子プログラムをプロレベルで戦える組織へと変貌させる構えだ。
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