ステーション・カジノは創業50周年記念の一環として、1万人近いフルタイムおよびパートタイムの従業員に対し、総額7000万ドル(約107億4,000万円)を超えるレッド・ロック・リゾーツのクラスA株式を付与する。
9月9日時点で在籍している従業員が対象となり、勤続年数1年につき1000ドル(約15万円)相当のレッド・ロック・リゾーツのクラスA株式が支給される。この株式付与は9月14日から開始される予定だ。
この報奨は、レッド・ロック・カジノ・リゾート&スパで開かれたサプライズセレモニーの中で発表されている。約700人の従業員が出席したが、株式や金銭的な報酬が授与されることを事前に知らされていた者は皆無であった。
レッド・ロック・リゾーツの会長兼CEOであるフランク・フェルティッタ3世氏は、「父はいくつかのシンプルな原則に基づき、この会社を設立している。地域社会への貢献、優れた価値の提供、そして何よりもチームメンバーを大切にすることである」と語った。
さらに同氏は、「今回の報奨はそれらの価値観を反映したものであり、過去50年にわたり日々それを体現してきた人々を称えるものだ。この節目を祝い、次の50年を見据える中で、ステーション・カジノを地域で最も愛される存在にしてくれたチームメンバーの貢献に深く感謝している」と付け加えた。
イベントでは、1970年代から勤務する7人の従業員が表彰されている。1977年に入社したアイダ・ジョンソン氏は4万9000ドル(約752万円)相当の株式を受け取り、当該の7人はいずれも4万5000ドル(約690万円)を超える株式を付与されている。
レッド・ロック・リゾーツ副会長のロレンゾ・フェルティッタ氏は、「チームメンバーは我々のあらゆる活動の中心である。50年にわたり、彼らはゲストと永続的な関係を築き、ステーション・カジノのアイデンティティを形作るラスベガス地域との絆を深めてきた」と述べた。
また同氏は、「この7000万ドル(約107億4,000万円)の報奨は、単なる貢献への評価にとどまらない。1万人近いチームメンバーに対する投資であり、彼らの献身とコミットメントに深く感謝している」と強調した。
フェルティッタ兄弟によれば、この報奨のアイデアは、創業50周年を記念して従業員に報いる最善の方法を検討する中で生まれたものである。
ロレンゾ・フェルティッタ氏はラスベガス・レビュー・ジャーナル紙のインタビューに対し、「兄弟で話し合い、50周年という大きな節目を正当な形で祝いたいと考えた」と明かした。
当初、兄弟は勤続年数の長い従業員のみを対象とすることを検討していたが、最終的に全従業員へ対象を拡大する方針に踏み切った。
ロレンゾ・フェルティッタ氏は、「最終的には、たとえ入社して1日しか経っていない従業員であっても、全員を対象にすることに決めた」と語った。
フランク・フェルティッタ氏は、「チームメンバーこそが、この街で当社が成功を収めてきた理由である。彼らが会社に捧げてくれた長年の貢献に対し、人生に真の変化をもたらすような特別なことをしたいと考えた」と述べた。
ステーション・カジノは「ザ・カジノとビンゴ・パレス」から始まり、現在では7つの地域密着型カジノと「ワイルドファイア」ブランド傘下の16の小規模店舗を展開するまでに成長している。また、新たなタバーン(居酒屋)業態である「セブンティ・シックス・タバーンズ」の展開も進んでいる。
ロレンゾ・フェルティッタ氏は、「父が築いた『人を大切にする』というステーション・カジノの精神は、今も変わっていない。チームメンバーは我々と共に成長し、現在の我々を形作ってくれた。彼らを称え、会社の未来を共有する機会を提供できることを誇りに思う」と締めくくった。
ステーション・カジノは7月1日、創業の地であるパレス・ステーションで50周年記念イベントを開始した。記念プログラムには、ライブエンターテインメント、記念ゲーミング、飲食の提供、従業員感謝イベント、地域ボランティア活動などが含まれている。
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