シザーズ・エンターテインメントは、専門家がカジノのロイヤルティプログラム史上最高額とみなす新たな最上位ステータスの新設を発表した。新設される最高階層「オリンパス」は2027年1月に開始される予定であり、獲得には30万tierクレジットが必要となる。この数値は、北米におけるゲーミング、ホスピタリティ、提携事業での理論上の賭け金換算でおよそ150万ドル(約2億3,885万円)に相当する。

会員資格には招待状の受領も必要となる。同社は、何人の会員が資格を得ると見込んでいるのかや、tierクレジットの蓄積以外でどのように招待が審査されるのかについて明らかにしていない。

オリンパスの特典内容

オリンパスは、これまでのシザーズ・リワーズの最上位であったセブン・スターズの2倍のtierクレジットを必要とする。この新たな頂点に達した会員には、スイートルームへのアップグレード(空室状況による)、40%高速化したリワード・クレジットの獲得、限定イベントへのアクセスが提供される。

シザーズによれば、このステータスには年7泊のリトリートが含まれており、2027年3月にはシザーズ・パレスで創設記念パーティーが計画されている。専用のオリンパス・ロイヤルティカードは2027年2月1日に発行が開始される。

同社はまた、BetMGMをはじめとするデジタルプラットフォーム(Caesars Sportsbook、Caesars Palace Online Casino、Horseshoe Online Casino、WSOP Online)を通じて、tierクレジットが引き続き蓄積されることも確認した。これはロイヤルティプログラムにおけるオンライン賭博の役割が高まっていることを反映したものである。

ステータスを巡る動向

他の主要なラスベガスのカジノリゾート企業も、最高額の賭けをする大口顧客層を主なターゲットとした、同様の招待制の最上位ステータスを維持している。これにはMGMのNOIR、WynnのChairman's Club、VenetianのChairmanといったロイヤルティ階層が含まれる。ただし、加入のためのtierクレジットの最低要件を公に明言しているのはシザーズのみである。

今回の発表は、シザーズがロイヤルティのエコシステムの拡大と近代化を継続している中で行われた。会社の提出書類によれば、シザーズ・リワーズは米国最大級のカジノロイヤルティプログラムの1つであり、会員数は6,500万人を超える。このプログラムは、ラスベガス・ストリップの9つのリゾートを含め、北米全域で54の施設に展開している。

この導入は、シザーズに対する企業の関心が高まる中で進められている。同社は、ラスベガスでゴールデン・ナゲットを所有し、米国務省のイタリアおよびサンマリノ大使を務めるティルマン・フェルティッタが率いるヒューストン拠点のホスピタリティグループ、フェルティッタ・エンターテインメントによる買収の最終合意に至った。