この記事の要点
- 米競馬大手がコンピューター支援型賭け手を優遇したとしてRICO法違反で提訴されている。
- 原告は、運営側が特定の業者にリベートやインフラへの優先アクセスを与えていると主張している。
- 被告側は、原告が具体的な経済的損害を証明できていないとして訴訟の棄却を求めている。
概要
米国の競馬大手であるチャーチルダウンズ(Churchill Downs)、ニューヨーク競馬協会(NYRA)、ザ・ストロナック・グループ(The Stronach Group)、および複数の賭け技術企業が、連邦組織犯罪処罰法(RICO法)違反で提訴されている。原告の馬券購入者は、被告らが大規模なコンピューター支援型投票(CAW)事業者に有利なよう、パリミュチュエル方式のプールを歪める不正なスキームに関与していると主張している。
原告側は、被告らが優遇されたリベートや、締め切り直前に大量の賭けを行う能力などを通じて、二層式の賭けシステムを作り上げたと訴えている。これにより、一般のベッターの公平な機会が奪われ、配当の見込みが減少しているという。
これに対し被告側は、原告が主張する損失が被告によって引き起こされたことを証明できていないとして、ニューヨーク連邦地裁に訴訟の棄却を申し立てた。被告側は、オッズは個別の賭けによって決まるものであり、リベートは顧客ロイヤルティ特典に過ぎないと反論している。
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