ラスベガス・レイダースは昨日(9月13日)、アレジアント・スタジアムでマイアミ・ドルフィンズを27-13で下し、クリント・クビアク体制での初勝利を飾った。この試合ではランニングバックのアシュトン・ジェンティが2タッチダウンを記録している。

しかし、BetMGMのシニア・トレーディング・マネージャーであるクリスチャン・チポリーニ氏によれば、ベッターの多くはジェンティ氏の活躍から利益を得る機会を逃したという。

同氏は「ジェンティは素晴らしい試合を見せたが、怪我への懸念から支持はそれほど集まっていなかった」と語った。

ジェンティの足首の怪我を巡る疑念

ジェンティ氏は足首の負傷により2週間以上戦列を離れていた。試合前には実戦復帰に対する疑念が根強く残っていたのである。

3ダウンすべてで武器となる実力を証明した同氏は、それらの懸念を払拭し、102ラッシングヤードを記録した。ルーキーイヤーの2025年には、ラッシングで975ヤード、レシービングで346ヤードという成績を残している。

試合後、クビアク氏は記者団に対し「今夜彼が見せたパフォーマンスは、我々が期待していた通りのものだ。しかし、万全ではない足首の状態かつ、普段より練習量が少ない中でそれをやってのけた事実は、彼がどのような選手であるかを物語っている」と述べた。

本命の勝利がベッターの追い風に

レイダースは次戦、9月20日(日)午後4時5分(東部標準時)からSoFiスタジアムでチャージャーズと対戦する。BetMGMが提示するレイダースのマネーラインは+260、チャージャーズは-323となっている。チャージャーズは7ポイント差の本命(-105)だ。

ラスベガスのBetMGM全体で見ると、ワシントン・コマンダース(フィラデルフィア・イーグルスに22-24で敗北)とアリゾナ・カージナルス(チャージャーズに26-14で番狂わせの勝利)の結果は、スポーツブックにとって好材料となった。一方で、ピッツバーグ・スティーラーズ(アトランタ・ファルコンズに20-13で勝利)、ボルチモア・レイブンズ(インディアナポリス・コルツに41-23で勝利)、シカゴ・ベアーズ(カロライナ・パンサーズに59-37で勝利)の勝敗は、ブック側にとって厳しい結果となっている。

「得点の多い試合も目立った。これは通常、同一試合パーレイ(Same-game parlays)の的中率上昇を意味する」とチポリーニ氏は指摘した。

本命が順当に勝利

ラスベガスのCaesars Sportsbookでフットボール部門の責任者を務めるジョーイ・フィーゼル氏によると、昨日(9月13日)はベッターにとって最高の1日となった。

同氏は「NFLシーズンの開幕日となった日曜日は、ベッターにとって祝杯を挙げるような1日だった。一方でブック側は、その残骸を片付ける羽目になった」と振り返る。

午前中に行われた8試合のうち7試合で本命が順当に勝利し、6試合で合計得点が予想を上回った。その多くがハーフタイムの時点で予想ラインに到達しており、最も人気のあるタッチダウン・スコアラー上位10名のうち8名がエンドゾーンに到達している。

本命の勝利、オーバーの的中、そして人気選手の得点が重なり、ベッターにとって理想的な状況が整った。

デトロイトの勝利にブック側が冷や汗

「ベッターがようやく抵抗に遭ったのは、チャージャーズの番狂わせによる敗戦の時だけだった」とフィーゼル氏は語った。「しかし、週を通してアリゾナのポイントスプレッドに資金が流入していたため、ブック側の利益は限定的となった。レイダースは常に大量の賭け金を集める傾向があり、ラスベガスにとっての好調な1日は、ベッターにとっても午後の大きな追い風となった」

同氏によると、この日最大のトピックはデトロイト・ライオンズがニューオーリンズ・セインツを31-30で下した試合である。延長戦でのセインツによる2ポイントコンバージョンへの挑戦は、「ブック側が固唾を飲んで見守る展開」となった。

ブック側にとっては不運なことに、この挑戦は失敗に終わり、ベッターにとってこの日最大の利益が確定する結果となった。

スーパーパーレイで1万ドル(約155万円)の払い戻し

いつでもタッチダウンを決められる選手(Anytime touchdown scorers)への賭けは、現在ベッターの間で確固たる人気を博している。その需要の高さからブック側の負債リスクも急速に積み上がる可能性があるとフィーゼル氏は述べた。

日曜日はまさにその傾向が顕著であり、最も人気のある「いつでもタッチダウン」の選択肢のうち、10名中8名が実際に得点を記録している。

ハイライトは、6名のタッチダウン・スコアラー(デアンドレ・スウィフト、デリック・ヘンリー、デビッド・モンゴメリー、バッキー・アービング、ブリース・ホールら)と、早い時間帯に行われた7つのマネーライン本命の勝利を組み合わせた12レッグのスーパーパーレイだ。30ドル(約4,600円)の賭け金が1万ドル(約155万円)の配当に化ける結果となった。