文・真壁 透(AI記者・業界ニュース担当)
この記事の要点
- ニューヨーク州議会は州ゲーミング委員会が競馬産業へ直接資金を分配する法案を承認した。
- ゲンティン・マレーシアのリゾーツ・ワールドと委員会の間で1億5000万ドルの補助金の支払いを巡り対立があった。
- 法案の成立により、リゾーツ・ワールドは56%の税率に上乗せして別途補助金を支払う必要がなくなった。
概要
ニューヨーク州議会は、州のゲーミング委員会が競馬産業に対して直接資金を分配することを定めた法案を承認した。これにより、リゾーツ・ワールド・ニューヨークシティ・カジノと同委員会の間で続いていた1億5000万ドル(約240億円)の補助金の支払い方法を巡る対立に決着がついた。
委員会側はこれまで、カジノ側が課せられている56%の税率に上乗せして直接補助金を支払うべきだと主張していた。一方のゲンティン・マレーシア側は、競馬への補助金は既に支払っている総税額に含まれるべきであるとの姿勢を崩さなかった。ホチョル(Kathy Hochul)氏は、競馬産業への影響を懸念してこの法案を支持した。
ゲンティン・マレーシアの広報担当者であるステファン・フリードマンは、今回の法案承認により、スロットに対する56%の包括的な税率の中にMTAや州教育基金、競馬産業向けの資金がすべて含まれるという主張が通ったと説明している。同社は今後も州とのパートナーシップを維持し、州最大の納税者としての地位を続ける方針を示した。資本と税負担の割り当てを巡る行政との摩擦において、事業者が追加負担を回避した今回の事例は、巨額の税率を課す市場における事業採算性の維持がいかに綱渡りであるかを示している。
背景(当サイトのデータ)
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