2025年Q2の全社売上は86億ドル台
MGMリゾーツ・インターナショナルが発表した2025年第2四半期決算によると、全社売上は約86億ドル(約1兆3,000億円、1ドル150円換算)で、前年同期を上回った。調整後EBITDAAも二桁成長で、ラスベガス・ストリップ事業とMGMチャイナの回復が業績を押し上げた形だ。同社は日本・大阪IRへの出資を中期の最重要プロジェクトと位置付けており、今回の業績は開業前の投資余力を示す材料になる。
オンライン「BetMGM」が14%増、MGM中国は7%増
セグメント別では、オンラインゲーミング・スポーツベッティング事業「BetMGM」関連の収益が前年比14パーセント増加し、デジタルチャネルの成長が鮮明になった。マカオのMGMチャイナも同7パーセント増で、ライセンス更新後の積極的な非ゲーミング投資が来訪者数の増加として結実している。欧州では「LeoVegas」を通じたヨーロッパ市場でのオンライン展開も拡大している。
大阪IR投資計画に追い風
MGMリゾーツは2030年秋開業の大阪IRに、オリックスと共同で数十億ドル規模を投資する計画。開業時は約2,500室のホテル、6,000人規模の国際会議場、2万平方メートル級の展示施設などを整備する。好調な本業キャッシュフローはプロジェクトファイナンスの条件改善にも効き、計画通りの開業に向けて資金面の下支えが強まっている。