3棟構成で約2,500室、ラグジュアリーから大型まで
大阪・夢洲で建設中のIR施設は、宿泊棟を3棟体制で整備する計画だ。合計客室数は約2,500室で、最上位ブランドの「MGMラグジュアリー棟」、家族向けの中規模棟、ビジネス・MICE対応の大型棟に役割を分けるとされる。運営側は外国人宿泊比率を開業初年度で3割程度、長期で5割近くまで高める目標を掲げる。
国際会議場は最大6,000人、合計12,000人収容
MICE機能の中核となる国際会議場は、分割運用時に複数セッションを並行で開催できる設計で、最大6,000人規模の会議に対応する。加えて宴会場・サブホールを合わせると、同時開催で最大12,000人規模の会議需要を収容できる。展示施設は2万平方メートルで、国内屈指の規模となる見通しだ。
日本のMICE市場拡大に寄与
日本政府観光局(JNTO)によると、2024年の国際会議件数はコロナ禍前の水準に迫る水準まで回復したが、東京・横浜に依存する構造が続いていた。大阪IRの開業は、関西圏の国際会議収容力を一気に押し上げる。運営側はシンガポール・マリーナベイサンズの集客モデルを参考に、医療・ライフサイエンス分野の国際学会誘致にも注力する方針だ。