第1期IRと第2期跡地が一体開発
大阪・関西万博閉幕後の夢洲地区は、2030年秋開業予定の統合型リゾート(IR)と連動した一体開発が進められる。第1期区域にIR、第2期区域に万博跡地を配置し、合わせて年間3,000万人の来訪を見込む国際的なエンタメ拠点を目指す構想だ。
レガシーの継承と先端産業集積
第2期区域では「大阪ヘルスケアパビリオン」の建物を一部活用し、先端医療・国際医療・ライフサイエンス分野の事業を展開する。万博の象徴である大屋根リングや「静けさの森」の一部は保存され、公園・緑地として再整備される。IRの娯楽機能とレガシーの公共機能が共存する都市設計となる。
広域連携で関西全体の成長を
大阪IRの集客を周辺地域に波及させる動きも広がっている。堺市は官民連携会議を立ち上げ、大阪IRからの送客を呼び水とした観光・商業振興策を議論中だ。大林組や竹中工務店など関西の大手建設業も2030年代の夢洲開発に強い意欲を示しており、IRを核とする広域成長戦略が動き出している。