55階タワーと1.5万席アリーナ

米ラスベガス・サンズは、シンガポールの統合型リゾート(IR)「マリーナベイサンズ」の拡張工事に2025年7月15日に着手した。総投資額は80億米ドル(約1兆1,800億円)。55階建ての新ホテルタワー、15,000席を収容する大型アリーナ、拡張されたMICE(国際会議・展示会)施設を整備し、2031年1月の開業を目指す。

スイート570室とスカイループ

新タワーは約570室のスイートを中心構成とし、屋上にはスカイループを備える。既存3棟のタワーとは連結せず、独立した建屋として並び立つ計画。これにより、マリーナベイ地区の象徴的なスカイラインは一段と厚みを増すことになる。

IR好業績が牽引する投資

マリーナベイサンズの業績は、シンガポール観光の力強い回復を背景に急拡大している。直近四半期の純収入は前年同期の約3倍の7億5,600万米ドル(約1,134億円)、ホテル稼働率は71.7%から96%へ改善した。大阪のMGM大阪やマカオの新IR案件と並び、アジア市場の投資競争が加速していることを象徴する動きといえる。