大手旅行4社が共同コンソーシアム
JTB、HIS、近畿日本ツーリスト、日本旅行の大手旅行4社は、大阪IR開業を見据えたツアー・パッケージ開発の共同コンソーシアムを結成した。IR宿泊と航空・新幹線アクセス、関西圏の広域観光(京都、奈良、兵庫、和歌山)を組み合わせたパッケージを開発し、国内外の顧客に提供する計画だ。
訪日・国内両方に対応した商品設計
コンソーシアムは、訪日外国人向けと国内旅行者向けの双方に対応した商品を開発する。訪日客向けには、関西国際空港発着のパッケージ(IR宿泊+MICE参加+京都・奈良観光)、国内向けには新幹線利用の週末プラン(IR宿泊+クルーズ体験)などを順次展開する。ディーラー体験、MICE国際会議参加、ミシュランレストラン連携も商品化する。
旅行業界にもIR開業商機
コロナ禍以降、国内旅行業界は訪日客の回復と個人旅行へのシフトで変革期にある。IR開業は、大手旅行会社にとって団体ツアーの主軸商品となり、新たな収益源を提供する。また、ランドオペレーター、バス会社、ガイド団体、翻訳会社など旅行関連業種にも連鎖的な商機が波及する。大阪IRは旅行業界のサプライチェーン全体を活性化する「新たなエコシステム」として期待されている。