マイナンバー+AI顔認証で入場管理

大阪IRの入場管理は、マイナンバーカードによる本人確認に加え、AI顔認証システムを組み合わせた二要素認証で運用される計画だ。初回入場時に顔データを登録し、以降は顔認証だけで入場可否を判定する仕組みで、24時間3回・7日10回という日本人の入場回数制限をリアルタイムで正確に運用する。

依存症対策の自動化

家族申告によって入場制限対象となった利用者も、顔認証で自動的に検知される。また長時間滞在やベット額の急増といったリスク兆候がAIで検知された場合、スタッフが相談窓口への誘導を行うプロトコルが組み込まれる。依存症対策を「人的チェック」から「AIアシスト+人的介入」に進化させる設計だ。

プライバシー保護も厳格に

顔認証データは個人情報保護法・改正個人情報保護法に準拠して厳格管理される。データ保管は国内のセキュアデータセンターに限定、国外移転は禁止、利用目的は入場管理と依存症対策に限定される。カジノ管理委員会は、運営会社のデータ管理体制を年次監査し、技術・制度の両面で国際水準の運営を担保する。大阪IRは「世界最先端のスマートIR」として、技術導入面でもベンチマークになる見通しだ。