夢洲・咲洲で複数の実証実験が進行
大阪IRを擁する夢洲と対岸の咲洲エリアでは、2025年大阪・関西万博を契機に整備されたスマートシティインフラを活用した実証実験が続いている。自動運転EVバス、MaaSプラットフォーム、多言語AI観光案内、顔認証キャッシュレス決済、ドローン配送などが対象で、2030年秋のIR開業時には実用段階に到達する計画だ。
MaaSアプリでシームレスな移動体験
MaaSプラットフォームは、鉄道、バス、タクシー、シェアサイクル、自動運転バス、水上バスなど異種交通手段を1つのアプリで予約・決済できる。IR来訪者は、関西国際空港到着から夢洲のホテル、観光地、レストラン、IR施設までをシームレスに移動できる。運行情報、混雑状況、所要時間、料金が一元表示され、外国人も直感的に利用可能だ。
技術プラットフォームを世界展開も視野
スマートシティ実験には、パナソニック、NEC、富士通、日立、ソフトバンク、KDDIなど日本を代表するテック企業群が参画している。大阪IRでの実装実績は、今後アジア各国の新興都市開発やスマートリゾート建設への輸出モデルにもなる見込みだ。日本発の観光テック・都市テックが、IRを起点に世界展開する構図が描かれている。