ミシュラン星付き店のシェフを招聘
大阪IRの運営主体は、ミシュランガイド関西版と連携し、IR施設内のレストラン群に関西の星付き店のシェフを招聘するプログラムを進めている。寿司、天ぷら、会席、おでん、お好み焼き、串カツ、河豚料理など関西の多彩な食文化を、1つの施設で総合的に体験できる空間として設計する。
「食」を観光の中核に据える戦略
訪日外国人にとって、日本旅行の魅力として「食」は常に上位に挙がる。大阪IRは「食のデスティネーション化」を中核戦略とし、関西圏の食文化を世界発信する拠点として機能させる。料理教室、ワインテイスティング、日本酒バー、食材市場ツアーなど、体験型プログラムを充実させ、滞在型観光に誘導する。
関西食材サプライチェーンの強化にも
施設内で使用される食材は、関西の農林水産業者から優先的に調達する「関西産品ファーストポリシー」を掲げる。近江牛、京野菜、淡路玉ねぎ、瀬戸内の魚介、和歌山の果物など、関西ならではの食材を国際的な舞台に押し上げることで、地域農林水産業の収益改善と後継者確保にもつなげる狙いだ。IRの食関連調達額は年間数百億円規模に達する見通し。