この記事の要点
- 2030年の大阪IR開業に向け、先行事例として韓国のインスパイア・エンターテインメント・リゾートが取材された。
- 敷地内には5つ星ホテル、多目的アリーナ、MICE施設、外国人専用カジノなどが一体的に整備されている。
- カジノ収益を基盤としながらも、多様な施設が補完し合うことで大規模な複合観光施設として機能している。
概要
2030年に開業予定の大阪IRのヒントを探るため、韓国・仁川にある統合型リゾート「インスパイア・エンターテインメント・リゾート」の現地取材が行われた。同施設は2023年末に開業し、敷地内には5つ星ホテル、大規模な会議場、多目的アリーナ、外国人専用カジノなどが一体的に整備されている。
IRの本質はカジノと同一視されがちな点とは異なり、カジノ収益を基盤にしつつ多様な施設を統合した大規模な複合観光施設であることにある。インスパイアでは、最大3000名収容可能なボールルームをはじめとする大小21室の会議室や、1万5000席を誇る多目的アリーナを備え、国際会議から企業イベントまで対応している。
さらに、全天候型のプール施設や巨大LEDトンネル「オーロラ」、デジタルアート施設、多数の店舗が入るモールなども併設されている。約150台のテーブルゲームと約390台のスロットマシンを備える外国人専用カジノは、リゾート全体の売上を押し上げる促進剤として機能している。複数の完成度の高い施設が一体運営されている点が、全体の満足度を高める要因となっている。
背景(当サイトのデータ)
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