マカオのカジノ総ゲーミング収益(GGR)は、9月最初の6日間において季節的な低調さを示した。金融機関UBSが独自の調査に基づき発表したメモによれば、1日あたりの平均収益は6億3300万パタカ(約124億9,000万円)となった。
9月1日から6日までの1日平均GGRは前年同期比で約4%の増加を記録したものの、8月の1日平均である7億600万パタカ(約139億3,000万円)と比較すると約11.5%の減少となっている。
同行の分析では、2015年から2019年までのデータに基づくと、この時期は季節要因により月次で平均約5%の減少が見られるという。
セグメント別の内訳について、UBSは「マス向け収益の1日平均は前月比で10%から12%の減少となり、VIP部門の1日あたりの取扱高も前月比で8%から10%の低下を見せた。なお、VIPのホールド率は3.0%から3.3%の範囲であった」と報告した。
マカオの8月のカジノGGRは218億9000万パタカ(約4,318億9,000万円)をわずかに上回り、前年同月比で1.2%減となった一方、前月比では8.1%の増加を示している。16カ月連続の成長を経て、同市のGGRはこれで3カ月連続の前年割れを余儀なくされている。
9月通期の1日平均GGRに関する市場のコンセンサス予想は、6億5000万パタカ(約128億2,000万円)から6億7000万パタカ(約132億2,000万円)の範囲である。UBSによれば、これが実現すれば前年比で約7%から10%の成長が見込まれる。
同行はメモの中で、業界で「10月のゴールデンウィーク」として知られる中国の国慶節休暇に向けたホテル予約調査の結果にも言及した。中国国務院は、今年の国慶節休暇を10月1日(木)から10月7日(水)までと定めている。
UBSは「追跡対象としている31のホテルにおいて、今年の国慶節期間(10月1日〜7日)に完売となっている施設は前年より5軒減少しており、比較可能なホテルの平均価格も前年比で22%下落している」との見方を示した。
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