22万5000ドル(約3,467万円)を超えるトーナメント賞金獲得記録を持つフロリダ州のポーカープレーヤーが、数百万ドル規模の違法スポーツベッティング運営に関与した疑いで告発された。

ボカラトン在住のデヴォン・シャルミ氏(42)は、パームビーチ郡保安官事務所とブロワード郡保安官事務所による13カ月にわたる潜入捜査を経て、9月8日に逮捕された。

同氏はブックメイキング、ブックメイキング共謀、マネーロンダリング、重罪遂行のための双方向通信機器使用、賭博場運営などの容疑に直面している。保釈金は300万ドル(約4億6,225万円)に設定された。

捜査当局は、シャルミ氏がライセンスを持たないオンラインスポーツブック「Allgames365.com」を運営し、顧客がクレジット枠でスポーツベッティングを行えるようにしていたと主張した。

ザ・ヘンドン・モブには、ボカラトン在住の「デヴィン・シャルミ」名義で、2009年以降のライブトーナメントにおける22万5579ドル(約3,476万円)の獲得賞金と39回の入賞記録が掲載されている。Casino.orgはトーナメント記録の照合により、「デヴィン」とデヴォン・シャルミ氏が同一人物であることを突き止めた。

氏の最高獲得賞金額は4万2000ドル(約647万円)であり、トーナメント実績にはワールド・シリーズ・オブ・ポーカーやワールド・ポーカー・ツアーでの入賞も含まれる。直近では7月にラスベガスのウィン・サマー・クラシックで開催された2200ドル(約34万円)のノーリミット・ホールデムイベントで19位に入り、1万3694ドル(約211万円)を獲得している。

氏はボカラトン・マスターズ・ピックルボール選手権に出場するなど、ピックルボールの選手としても実績を残している。

情報提供者からの通報

逮捕状の宣誓供述書を引用した報道によると、シャルミ氏に対する捜査は、2025年に情報提供者から違法運営の疑いに関する通報が当局に寄せられたことで開始された。その後、刑事らは30回を超える潜入捜査を実施した。

潜入捜査官らは、Allgames365において1500ドル(約23万円)から5000ドル(約77万円)のクレジット枠を持つアカウントを付与されたとされる。当局は、シャルミ氏が同ウェブサイトの管理者および運営者であったと断定している。

捜査当局によれば、勝利金や賭け金の精算にはZelle、Venmo、Cash Appといった決済プラットフォームが利用されていた。

また当局は、捜査対象期間中に300万ドル(約4億6,225万円)以上の支払いを受け取っていたとされるボカラトンの企業、ILSJSFソリューションズへの送金も追跡している。刑事らはディアフィールドビーチにあるディアデム・ピックルボール・コンプレックス(旧ディクソン・ピックルボール・クラブ)で、シャルミ氏と直接面会し現金の受け渡しを行っている。

過去の賭博事件

違法賭博の疑いで法的な問題に直面するのは、今回が初めてではない。

2017年、同氏は2013年から2015年にかけて行われていたとされる違法スポーツベッティング運営に関連し、他7名と共に起訴された。最終的にマネーロンダリングの罪を認め、5年間の保護観察処分を受けた。

今回の事件におけるシャルミ氏の初公判は、10月10日に予定されている。