9種目のゲーム規則が順次整備
カジノ管理委員会は、特定複合観光施設区域整備法(IR整備法)に基づき、日本のIRで提供可能なカジノゲームの種類と実施方法を段階的に規則化している。対象となるのは、ブラックジャック、バカラ、ルーレット、クラップス、ポーカー、シックボー、マネーホイール、スロットマシン、ビデオポーカーなどの9種目で、ゲームごとに配当方法、使用機器、ディーラーの行為基準が定められる。
機器認証とディーラー訓練の要件も明確化
カジノ管理委員会規則では、使用するゲーミング機器は同委員会の認証を受けたものに限定される。ディーラー(カジノ行為業務従事者)は、一定の研修を修了し、身元確認と反社チェックを経た者のみが従事可能で、研修体制を持つ専門学校からの卒業生が主力となる見通し。これに合わせ、日本カジノスクールは2026年4月から6か月集中コースを新設し、開業時の人材需要に対応する構えだ。
公正性・依存症対策を両立する設計
規則は、カジノ行為の公正性確保を最優先としながら、依存症対策を一体で組み込む。監視カメラは全ゲームテーブルで常時録画、一定以上のベット額には上位管理者の承認が必要になるなど、内部統制を厚くする。一方で、日本人入場者については24時間で3回、連続7日で10回までの入場制限や、入場料6,000円、マイナンバー確認などの措置を組み合わせ、国際水準のIR運営と健全性を両立させる設計となっている。