ステーション・カジノの1万人を超えるフルタイムおよびパートタイムの従業員は、水曜日に長年語り草となるであろう金銭的なサプライズを受けた。
親会社であるレッド・ロック・リゾーツの経営陣は、社内集会において、全従業員に対し勤続年数1年につき1,000ドル(約15万円)相当の自社株を付与すると発表した。この報奨金配布には7,000万ドル(約107億4,000万円)の企業予算が投じられる。
水曜日のナスダック市場におけるレッド・ロック・リゾーツの株価は、1株あたり55.02ドル(約8,400円)で取引を終えた。
今回の報奨と祝賀イベントは、7月1日に正式な節目を迎えた同社の創業50周年記念行事の集大成である。
会長兼CEOのフランク・フェルティッタ3世氏と、その弟で副会長を務めるロレンゾ・フェルティッタ氏がレッド・ロック・リゾートの宴会場に登壇した。紙吹雪が舞い、花火の演出が輝く中、約700人の熱狂する従業員に対し、1976年以来の忠実な勤務と数百万人の顧客への貢献に対する感謝が伝えられている。
従業員たちは、自社株の付与や何らかの報酬があるとは全く知らされていなかった。彼らにとっては、単なる記念パーティーの締めくくりに参加しているという認識であった。
「このようなことが起きるとは夢にも思わなかった」とパレス・ステーションで飲料サーバーを務めるポーラ・バレット氏は語る。「上司でさえ事前に何も知らされておらず、完全に秘密が守られていた」
バレット氏は、今回の出来事を噛み締め、「この会社で働けていることに感謝したい。これほど名誉で光栄なことはない」と述べた。
フェルティッタ兄弟は、1979年にビンゴ・パレスの飲食部門でキャリアをスタートさせ、後にバレーパーキングへ異動したソムヌック・“ニック”・カウンタパンヤ氏の功績も称えた。
「これは驚きだった」と彼は語る。「50周年を祝うだけの集まりだと思っていた。帰宅して妻に、とてつもないサプライズがあったと報告するつもりだ」
途中、経営陣は1970年代から同社に勤務する7人の従業員をステージに招き入れた。その中には、1977年から勤務する最古参のアイダ・ジョンソン氏も含まれている。
イベント後のレビュー・ジャーナル紙との独占インタビューで、フェルティッタ兄弟は、全従業員を株主にするというアイデアは、忠実なチームメンバーに報いる最善の方法を検討する過程で生まれたものだと明かした。
「集まった際に、『50周年という大きな節目を、ふさわしい形で祝いたい』と話し合った」とロレンゾ・フェルティッタ氏は振り返る。
「この街で当社がこれほどの成功を収められたのは、チームメンバーのおかげである」とフランク・フェルティッタ氏は付け加えた。「長年の貢献に対し、彼らの人生に真の変化をもたらすような、極めて特別なことをしたいと考えた」
当初は勤続年数の長い従業員のみを称える案も浮上したが、基準日をわずかに満たさない従業員に対して不公平になるという結論に至った。
「最終的に、たとえ入社して1日であっても、全員を対象にすることに決めた」とロレンゾ氏は語った。
ステーション・カジノのスコット・クリーガー社長とフェルティッタ兄弟は、動画や写真を用いて、創業当時は「ザ・カジノとビンゴ・パレス」という1店舗から始まった同社の歴史を振り返った。
現在、同社は近隣型カジノ7店舗と「ワイルドファイア」ブランドの小型店舗16店舗を展開するまでに成長しており、新たに「セブンティ・シックス・タバーンズ」という居酒屋モデルの展開にも乗り出している。
会場では、既存施設に加え、将来の開発用地として保有する6カ所の場所を示した地図が公開された。しかし兄弟は、次のステーション・カジノの建設地を予測するよりも、成功の歴史を振り返り、チームメンバーを祝福することこそが本日の主眼であると強調した。
また兄弟は、創業者フランク・フェルティッタ・ジュニア氏の妻であり、自身の母親であるビクトリア氏を紹介し、45分間の集会に同席している。
「信じてほしいが、今日の我々があるのは父と同じくらい母の功績が大きい」とフランク・フェルティッタ氏は述べた。
「父は人を大切にすることを軸にステーション・カジノを築き上げた。その姿勢は今も変わっていない」とロレンゾ・フェルティッタ氏は付け加える。「チームメンバーは我々と共に成長し、現在の我々を形作ってくれた。彼らを称え、会社の未来を共有する機会を提供できることを誇りに思う」
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