カンボジアの詐欺対策機関が、不審なカジノ施設に対する摘発の詳細を公表し、全国で18カ所のカジノの免許を剥奪し、さらに9カ所を詳細な調査の完了まで営業停止処分としたことが明らかになった。

プノンペン・ポスト紙によると、テクノロジー詐欺対策委員会事務局(CCTC)による今回の措置は、同国内で拡大する詐欺拠点の問題に対処するため昨年設立された機関によるものである。これまでに600カ所以上の場所でオンライン詐欺活動を根絶してきた一連のキャンペーンの一環となっている。

問題となった18カ所のカジノは、KMHパラダイス・タワー・カジノとホテル、イーグル・キング・カジノ、オーキッド・ホテルおよびリッチ・カジノ、シャンハイ・リゾート、ゴールデン・ギャラクシー・カジノ、レ・ジェン・カジノ、ゴールデン・フォーチュン・リゾート・ワールド・カジノ、カジノ・ミー、金貝(ジンペイ)グループ、金貝、中和威ゴールデン・セン・インターナショナル・エンターテインメント・カジノ、GCカジノ、ダ・ジン・カン・カジノとホテル、乾道(ガンダオ)、英宏(インホン)カジノ、金貝ブン・カジノ、シン・カエウ・ピク・カジノ、金御門堂(ジン・ユ・メン・タン)カジノである。

特命担当国務大臣であり、オンライン詐欺対策委員会(COCC)の常任副事務局長兼委員長を務めるチャイ・シナリット氏が説明したところによると、CCTCはカンボジアのゲーミング規制機関であるカンボジア商業賭博管理委員会(CGMC)やその他の当局と緊密に連携し、オンライン詐欺行為に関与している疑いのあるカジノを監視している。

同氏は、同委員会がオンライン詐欺に関与した不審なカジノ施設のオーナーやカジノ企業の株主が所有する資産を凍結・没収する権限を有していると指摘した。

カンボジアを拠点とする詐欺拠点の急増は国際的な大きな注目を集めており、国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは今年初め、カンボジア国内のカジノ施設内で深刻な人権侵害が行われていたとされる証拠があるにもかかわらず、12カ所のカジノの免許を更新したとして同国を非難している。

これを受け、カンボジア政府は最近、こうした詐欺行為への対策を最優先課題に指定した。