概要

福井、岐阜、静岡、愛知、三重。中部の5県の宿は、6月に前年より少し静かだった。中部運輸局の令和8年6月分の宿泊旅行統計によると、中部管内の延べ宿泊者数は434万人泊で、前年同月比5.3%減。日本人は375万人泊(同3.4%減)、外国人は59万人泊(同15.8%減)だった。外国人の比率は13.5%で、前年同月の15.2%から1.7ポイント下がった。

県別では、福井県(8.2%増)と岐阜県(2.4%増)が前年を上回った。静岡県(0.7%減)、愛知県(8.3%減)、三重県(19.2%減)は減少。三重県は日本人・外国人ともに減り、管内で最大の落ち込みとなった。

客室稼働率は管内全体で52.8%、前年同月比1.4ポイントの低下。旅館(36.3%)やリゾートホテル(45.0%)など、すべての施設タイプで全国平均を下回った。外国人宿泊者の国籍別では台湾が24%で最も多く、中国(15%)、韓国(13%)が続く。客足を伸ばしたのは福井と岐阜で、同じ中部でも宿の明かりの差がはっきり出た月だった。