ゲームの基本

バカラは、カードの合計を「9」に近づけるゲームで、プレーヤー( P)側とバンカー(B)側の2つのハンドに賭ける。カードの価値はA=1、2〜9はそのままの数字、10・J・Q・K=0で、合計が10以上になる場合は下一桁だけを取る(例:7+8=15 → 5)。プレーヤーは実際にカードを引く役割ではなく、どちらの側が勝つかを予想するだけだ。

3種類のベットとペイアウト

ベット対象は3種類。(1)プレーヤー勝利に賭けた場合、配当は1対1で、ハウスエッジは1.24%。(2)バンカー勝利に賭けた場合、配当は0.95対1(5%のコミッション差引後)で、ハウスエッジは1.06%。(3)タイ(引き分け)に賭けた場合、配当は8対1(または9対1)で、ハウスエッジは14.36%と非常に高い。統計的にはバンカーが最も勝ちやすいが、コミッションにより実質配当は抑えられる。

カードの追加引きルール(タブロー)

バカラには、プレーヤー側とバンカー側それぞれの「3枚目を引くか」を決める厳格なルールがあり、プレーヤーが判断する余地はない。まずプレーヤー側は自分の2枚の合計だけで決まる:0〜5なら3枚目を引き、6〜7ならスタンド、8〜9は「ナチュラル」でその時点で即座に勝敗が確定する(バンカー側も追加のカードは引かない)。

プレーヤーが3枚目を引かなかった場合(プレーヤーの合計が6か7)、バンカー側は自分の合計が0〜5なら3枚目を引き、6〜7ならスタンドする。プレーヤーが3枚目を引いた場合、バンカー側の判断はその「プレーヤーの3枚目の数字」によって以下のように変わる。

バンカーのスコア 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9
7 S S S S S S S S S S
6 S S S S S S D D S S
5 S S S S D D D D S S
4 S S D D D D D D S S
3 D D D D D D D D S D
2 D D D D D D D D D D
1 D D D D D D D D D D
0 D D D D D D D D D D

D = 3枚目のカードを引くS = 2枚のカードでスタンド(プレーヤーの3枚目の数字は列、バンカーの持ち点は行)

この表は複雑に見えるが、実際のプレイでは全てディーラーが自動的に処理するため、プレーヤーが暗記したり判断したりする必要は一切ない。