英国の女性が、店舗の端末で当選なしと誤判定された結果、1200万ポンド(約26億900万円)の宝くじ券がゴミ箱に廃棄されたと主張している。

キャス・メイン氏(46)は、約20年間にわたり同じ6つの数字で宝くじを購入し続けており、2026年6月6日の土曜日、ついにナショナル・ロトの抽選でその数字が的中した。

メイン氏は毎週家族分のくじを購入している母親のフィオナ氏に電話をかけたが、南ウェールズのアバーシノンにあるロンディスの店舗で確認したところ、ハズレ券だったと告げられた。

「母に電話して『宝くじを買ってくれた?』と尋ねると、『ええ』という返事だった」

「私が『宝くじに当たったわ』と伝えると、母は『確認したけれど当選はなかったわ』と答えた。私が『いいえ、当選しているのよ。当たったの』と言い返すと、母は『いくら?』と聞き、私が『1200万ポンド(約26億900万円)よ』と告げた。すると母は『そんなはずはないわ、チケットはゴミ箱に入れたもの』と話した」

ゴミの回収

フィオナ氏によると、チケットをスキャンした際に端末から警告音は鳴らず、画面にも何も表示されなかった。

店舗の店員はフィオナ氏に対し、チケットを持ち帰るか尋ねた。当選していないと判断した同氏は、そのままゴミ箱へ捨てるよう店員に指示している。

母娘がミスに気づいて店舗へ連絡したものの、すでにゴミは回収された後だった。

英国ナショナル・ロトの運営会社であるAllwynは、現在この件について調査を進めている。

人為的ミス

通常、ジャックポットの払い戻しには物理的なチケットが必要であり、それが所有権の法的証明となる。Allwynには紛失や破損したチケットに対する手続きが存在するものの、請求者は自身が正当に当選券を購入したことを運営会社に証明しなければならない。

メイン氏にとって不運なことに、当日は店舗の改装工事が行われており、防犯カメラは作動していなかった。ただし、宝くじ端末は販売されたすべてのチケットを記録しているため、Allwynが記録を通じて取引を追跡できる可能性は残されている。

Allwynはザ・サン紙に対し、機械の不具合である可能性は「極めて低く」、人為的ミスである公算が大きいと伝えた。メイン氏と母親は、ジャックポットの当選券を実際に所有していたかどうかを判断する、運営会社による30日間の調査を待たねばならない。

「常に吐き気がするような気分だ。結果が分からず、ただ待つしかない状況が辛い。宝くじに当たったのに賞金を受け取れないなんて、私は世界一運の悪い人間よ」とメイン氏は語った。